以前に紹介しました1万円台の中華スマホの顔認証機能。
実用度は十分でした。
但し、実際の認証の精度は?
顔のスキャンはやけに早い 大丈夫か?
顔認証は初めに顔をスキャンして登録するのですが、指紋認証に比べるとやけに簡単に終了。
これマジでちゃんとスキャンできてるの?的な印象です。
これまた中華スマホにありがちな「なんちゃって顔認証」じゃないの?
そこで、今回は写真を使ってロックが解除できてしまうのか確認してみました。
10インチタブレットに自分の顔を全画面表示・・・まるで遺影だ
AmazonのFireタブレット10インチに自撮り写真を全画面表示。
黒縁のFireタブレットと相まって、まるで遺影のようです・・・
予想に反して写真では解除できず・・・
Fireタブレットに写真とスマホを向かい合わせて、写真で顔認証させてみました。
結果は・・・
全滅!
UMIDIGI ONE、UMIDIGI A3、OUKITEL C12 Pro いずれも1万円台の激安中華スマホですが、安直の写真での顔認証突破は無理でした。
あまりに設定時の顔スキャンが適当っぽかったので、これなら写真でいけるだろうと思っていましたが、予想に反して写真では無理。
当然といえば、当然なのか。
さすがに写真で突破できるような顔認証では使い物にならないか。
個人レベルの簡易的なセキュリティとしては十分
そもそも顔認証は、高級端末iPhoneの3D顔認証でも顔が似ている人でロックが解除できてしまうようです。(Youtubeで見ました)
まして、1万円激安端末は3Dでもありません。
完全に平面でスキャンしている感じです。
しかし、企業の極秘資料でも入っていなければ、個人レベルのセキュリティとしては十分だと思います。
スマホを紛失したり、席を外したりしたときに簡単にのぞき見されない程度のセキュリティです。
指紋認証と併用でさらに便利に
今回テストした3台はすべて指紋認証、顔認証を搭載しています。
併用が可能なので、両方設定しておくと便利です。
手袋をしている時は、顔認証でロック解除できますし、周囲が暗いときは指紋認証が使えます。
1万円台の中華スマホでも、顔認証は十分に実用の範囲内です。
動画でも紹介しています。