地味ながら老舗のMVNOであるBIGLOBEが格安SIMサービスを「BIGLOBE LTE・3G」から「BIGLOBEモバイル」に名称を変更しました。
サービス内容自体は、特に変化はなく名前を変えただけのようです。
もともと、地味なMVNOで良くも悪くも話題の少ないMVNOでしたが、最近は「エンタメフリー・オプション」というYoutubeなどの動画サイトや音楽配信サイトの通信量がカウントフリーになるというサービスを展開し特色を出してきました。
さて、そんな中堅MVNOのBIGLOBEモバイルですが、実はシェアプランが充実しています。
シェアといっても特に「家族」でデーター容量をシェアする方には結構使いやすいMVNOとなっております。
シェアSIMで家族名義の回線をMNP転入できる
BIGLOBEのシェアプラン、というより正しくは「シェアSIM」という形で主回線にSIMカードを追加していく感じです。
そこでミソなのが、このシェアSIMを家族で利用する場合、主回線と違う名義の回線をMNP転入で組み込むことができます。
MNP転入する電話番号利用者の名義で申し込む事ができます。
シェアSIMをお申し込みの際に「新しいIDを登録して追加」という項目を選ぶと、ご家族の名義(主契約者と同じ名義でも登録可能)で家族会員を登録するページに進みます。
家族会員の登録後、発行された家族会員IDでシェアSIMの申し込みができます。
引用:MNP転入してシェアSIMを追加する場合、主契約のSIMと違う名義を使えますか
例えば、通常は夫婦でスマホを利用していれば、夫、妻と別々の名義で回線契約をしていると思います。
業界大手のIIJmioなど多くのシェアプランは、同じ名義でないとMNP転入ができません。
家族全員が他社をお使いで、さらに名義が異なる場合、ご利用名義を“全て同じ名義”に変更してください。ご利用名義が異なったまま、乗り換え用の“予約番号”を発行した場合、 IIJmioファミリーシェアプランへまとめて乗り換えることができません。
わかりやすく言うと、家族でシェアプランを使おうと思っても、夫婦で契約の名義が異なればシェアプランを利用することができません。
一部のMVNOをのぞいては名義変更ができないので、通常はキャリアと契約中に名義を揃えて転入しなければいけません。
その点、BIGLOBEモバイルは柔軟です。
家族会員という契約の仕方で、シェアSIMに他の家族名義の回線をMNPで転入することができます。
だだし、シェアSIMの回線だけを残すことはできない。
比較的柔軟なBIGLOBEモバイルのシェアSIMですが、注意点としては主回線を解約やMP転出するには、すべてのシェアSIM(追加した回線)を解除してからでないとできません。
例えば、追加したシェアSIM回線はMNPで転出し、主回線はそのままBIGLOBEモバイルを利用することは可能ですが、主回線がMNPや解約したい場合は、シェアSIMも同様に解約かMNP転出をしなければいけません。
シェアSIMだけの回線を残すということはできません。
あと、売りであるエンタメフリーオプションは、SIMごとに契約が必要になりますので注意してください。
主回線がエンタメフリーオプションを契約すれば、シェアSIMでもカウントフリーになるという事ではありませんのでこちらもご注意を!
中堅どころのMVNOですが、大手プロバイダーが運営していることもあり、実績や信頼度はなかなか良いとおもいます。
シェアSIMの家族利用やYoutubeが見放題になるカウントフリーオプションにあった利用方法なら家族でお得に使えます。
初期費用がお得なるエントリーパッケージがおすすめ。